僕は今、彼女と同棲しています。
彼女のことはとても大事に思っていますが、とにかくおっちょこちょいだという欠点がありました。
外で物をなくすのは日常茶飯事で、それどころか包丁を足元に落としたり、何もないところでこけて怪我をしたりと、おっちょこちょいで可愛いというレベルではなく、ひやひやものです。
ある日、仕事中に電話がかかってきて、何かと思って電話を取ると、家の鍵を紛失したと言うのです。
僕は仕事を切り上げて、自宅に帰ってきました。
二人で彼女が通ったところを探し回りましたが、全く出てくる気配がありません。
彼女に聞いても、どこで落としたか、全く心当たりがないというのです。
鍵をなくすのはこれで3回目です。
僕もコピーを持っているので家に入ることはできますが、これでは安心して眠ることもできないので、専門業者に来てもらうことにしました。
見てもらったところ、元々古いタイプの錠前だそうで、これではなくさなくてもピッキングされやすいとアドバイスされました。
ピッキングに強いものに交換してもらいましたが、思ったより安くて助かりました。
僕も彼女に言い聞かせるだけでなく、鍵をおそろいのペンダントにして、常に身に付けてもらうことにしまいた。
さすがの彼女もこれでは落としようがないようで、その後も仲良く暮らしています。